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フロン排出抑制法
概要
エアコンや冷凍冷蔵機器に使用されるフロンは、オゾン層を破壊する物質が含まれていたため、1980年代頃より、国際条約に基づき、オゾン層を破壊しない代替フロンが使用されるようになりました。しかしながら、この代替フロンは、オゾン層を破壊しないないものの、地球温暖化に非常に大きな影響を及ぼすことから、地球温暖化防止のため、排出を抑える必要があります。
特に、業務用のエアコンや冷凍冷蔵機器では、年間、充填量比2~17%のフロンが漏えいにより大気へ排出されていることにより、フロン類の漏えいが地球規模の大きな問題となり、適切な管理の必要性が高まってきました。
そのため、これまでこうした機器からのフロン類の回収や破壊を対象としていた「フロン回収・破壊法」を平成25年6月に改正し、新たな内容を加えた「フロン排出抑制法」として、平成27年4月から施行されることになり、機器を廃棄する時や建物を解体する場合などはこれまでと同様、フロン類の回収はしっかりと行い、さらに業務用のエアコンや冷蔵機器及び冷凍機器であって、冷媒としてフロン類が使用されているものを所有されている方が点検をしなければならないことが義務化されました。
フロン排出抑制法施行に伴い悪徳商法にご注意ください!
●エアコンの「フロンガスが2020年から使用できなくなる」という勧誘にご注意!! (環境省の指示、フロンガスが使用できなくなるというのはウソ!)●環境省・経済産業省の指示と騙る勧誘に御注意! (冷凍空調機器のフロンの入れ替え、機器の点検調査と偽って・・・)
●警告!!指定以外の冷媒を使用しない!!(指定された以外の冷媒を使用すると・・・)
資料
●フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(環境省・経済産業省・国土交通省)