株式会社田中協業
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漏えい点検・修理について

冷媒フロン類取扱技術者等による定期点検・予防保全の有効性

業務用冷凍空調機器使用時のフロンの漏えいは地球規模の問題であると同時に、機器の能力を低下させ、ランニングコスト上昇・修繕費増加に直結するビジネスの問題でもあります。
この星の未来のために、ビジネスの未来のために、冷媒フロン類取扱技術者等による定期点検と機器使用者による管理が必要です。
機器トラブル発生後では、フロンがほとんど漏えいしているケースがあり、能力低下・被害の拡大を防ぐために、管理システム・点検・整備に精通し、認定を受けたエキスパート(冷媒フロン類取扱技術者等)による点検と早期の予防保全措置の実施が必要です。

冷媒フロン類取扱技術者

第二種フロン類取扱技術者証 第一種フロン類取扱技術者証
冷媒フロン類取扱技術者の主な役割

   ●運転履歴、点検記録簿の確認
   ●間接法・直接法による点検
   ●点検・修理記録簿への記載
   ●機器所有者、管理者への報告

   ※冷媒フロン類取扱技術者による定期点検は所有者のご負担となります

冷媒管理・点検フロー

点検・修理フロー

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漏えい点検・修理の手順

1⃣システム漏えいの点検(目視による冷媒系統全体の外観点検)
油漏れやしみで漏えいを確認※油漏れやしみで漏えいを目視確認
  ①油漏れ
  ②局所的な凍結
  ③著しい腐食
  ④着霜
  ⑤漏れの痕跡
  ⑥機器の損傷
  ⑦冷凍液面低下
  ⑧溶栓の変形

2⃣間接法による点検(運転診断)
  運転中の状態値(圧力・温度・電流等)、運転記録簿等から総合的に漏えいの有無を診断

3⃣直接法による点検(漏えい箇所を特定するためのピンポイント点検)
発砲液法で漏えいを調査
※発砲液を噴霧して漏えいを調査
電子式漏えいガス検知法で漏えいを調査
※電子式漏えいガス検知器で漏えいを調査
  ①発砲液法
  ②電子式漏えいガス検知法
  ③蛍光剤法





4⃣修理
  ●冷媒回収作業(フロン排出抑制法の遵守)
  ●配管・機器の振動・伸縮・腐敗等による機器の損傷防止対策(予防保全措置を含む)
  ●漏えい修理
  ●修理後、漏えい試験による漏れ確認(気密試験・加圧漏えい試験・真空試験)

5⃣点検修理結果の記録
  ①作業年月日
  ②点検実施者
  ③初期充填値
  ④漏えいの有無
  ⑤漏れの原因と処置
  ⑥回収量・補充量等

整備記録簿

冷媒漏えい点検・整備記録簿

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